コンセプトを決めよう!

コンセプトのない起業家はとても多いです。
ですがコンセプトは顧客に対して、自分はこういうことをしている人だと示す大事なものです。
コンセプトがないと、時々で流されてしまうので、何屋さんかわからなくなってしまいます。
そうすると、頼みたくても何をしてくれる人なのかがわかりません。

目次

コンセプトを決める4つのポイント

サービスを提供するためにコンセプトを設定します。

誰に

まず、誰にサービスを提供するのか? です。これが曖昧だとメッセージが刺さらなくなるので顧客に言いたいことが伝わりません。簡単に言えば、満腹な人に、美味しいご飯がありますと言ってもあまりリピンときません。
大事なことは、誰に設定した人が、とてつもないピンチに陥っているという設定です。例えば、50肩で痛くて夜も寝れない人なんてなると、すぐに解決したい人となって、すぐに買いたい人ということになります。
いつか起業したい人は勉強はしますが起業の線は超えません。いつかの顧客は継続的に勉強するものは買いますが、具体的な行動はありません。

どの問題を

どんな問題も解決しますといわれると、なんだかピントがずれていきます。何にでも使えるものは何にも使えません。だから、問題を限定していく必要があります。しかも、顧客というのは問題を認識する能力はまず持っていないので、何が問題なのかを気づかせる教える必要があります。この教えることはブログやメッセージで気づかせるわけですが、その何を気づかせるかが問題の部分です。
50肩の場合は、今すぐ痛みをとるとしたら、わかりやすいです。きっと動くようにするよりも緊急度が高いですから、顧客をゲットする場合は、緊急度の高い問題をコンセプトに持ってきたほうがいいでしょう。

何を使って、

これはサービスそのものになることが多いです。魔法のメソッドでもいいですが、具体的で再現性のあるものでなければ、怪しい人になってしまいますので、売れません。
顧客がコンセプトを聞いて、理解できるほうがいいです。50肩の問題であれば、鍼、マッサージ、リハビリの手法などいくつかあるかと思われます。

どのゴールへ導くのか?

そして、どのゴールへ導くか? というところでは、50肩であれば、痛みが消えて生活に支障のないように動かせるようになれば、問題がなくなったように思えるかと思います。

コンセプトを決める

4つの項目を決めて連結すれば、それがコンセプトになります。逆に言えば、コンセプト以外のことをたくさんすると顧客は混乱します。だから、コンセプト以外は見せなくて構いません。
例えば、私のところでは、
精神的にどうしていいかわからない方に、心因性の問題を、4つのツール(エモーションフリー、ビジュアルフォーカシング、線の思考法、こころマップ)を使って、自分で考えて行動できるようにします。
とすることができます。
コンセプトは仕事ごとに組みますので、別の仕事の時は別のコンセプトを組みます。たくさんある場合はそれらのコンセプトを取りまとめたコンセプトがあってもいいでしょう。